連日とてもたくさんのトルコン太郎のご用命、お問い合わせをいただいています。
ありがとうございます。
という事で必然的にオートマオイル交換のブログネタが多くなりますね…😅
走行距離115,000kmのアルトのCVTF(オートマオイル)交換のご依頼。
オイルパンを取り外しての洗浄とフィルター交換もご用命いただきました。
まずロードテストで不具合がない事を確認してリフトアップ。
作業開始です。
CVTFを抜いてオイルパンを外します。
オイルパンの底と鉄粉吸着マグネットは真っ黒です。
汚れ具合は走行距離相応って感じでしょうか。
ストレーナー(フィルター)も黒い汚れが付着してますね。
ストレーナーを外しバルブボディに付着した汚れをパーツクリーナーで洗浄。
新しいストレーナーを取り付け。
もともとキレイなシルバーのパーツです。
オイルパンもキレイに洗浄後復元します。
この車はミッション横にも小さなフィルターが装着されてます。
カップを外してフィルターを取り替え。
こちらも真っ黒に汚れてますね。
各部洗浄が終わったらアタッチメントを使ってトルコン太郎を接続。
圧送交換の工程に移ります。
まずはオイルパン取外しの際に抜けたCVTFを補充。
3.5Lほど補充しました。
全容量は約6Lなので半分以上は交換された状態。
ビンの中は最初に抜いたCVTF、この時点でだいぶキレイなCVTFになりました。
1回目の圧送交換。
ミッション内部のCVTFを回収しながら新しいCVTFを補充します。
これによりほぼ全量のオートマオイルの入れ替えが可能になります。
圧送交換後。
モニター内部のフィルターが完全に透けて見えるほどキレイなCVTFになりました。
元のCVTFの色が移って新しいCVTFとは少し色が変わります。
新しいCVTFの洗浄力を利用して内部、オイルラインをキレイにするクリーニングモードを約30分実施。
CVTFがミッションとトルコン太郎間を循環する事で、落ちた汚れはトルコン太郎のフィルターがしっかりキャッチします。
そして2回目の圧送交換。
仕上げにはワコーズCVTFセーフティスペックを使用。
鮮やかな赤いCVTFに入れ替わりました。
最初に抜いたCVTFとの差は一目瞭然ですね！
CVTF量の調整とロードテストを実施して作業が完了となりました。
同時にエンジンオイルの交換もご依頼。
こちらもワコーズ製のオイル「プロステージS30」をオススメさせていただきました。
型式：HA36S
作業費用：68,000円
