スペーシアのCVTF(オートマオイル)交換をトルコン太郎の圧送交換で。
走行距離は約95,000km、オイルパンを取外してストレーナー交換と洗浄も行います。
外したオイルパンの底は真っ黒、マグネットにも鉄粉がこんもり付着しています。
ストレーナーも真っ黒になってます。
キレイに洗浄し、新しいストレーナーに交換しました。
そしてもう一つフィルターがあります。
手前のオイルポンプを取外して矢印内のフィルターを交換。
左が外したフィルターです。これも真っ黒に汚れてますね。
このフィルターはスズキからは単体提供されていないのですが、なぜか日産からは入手可能なんですよね。
こういった内部の小部品はメーカーによって単体供給されていない場合があります。
提供されていない場合は別ルートから…
オイルクーラーとアタッチメントを付け替えてトルコン太郎を接続。
オイルパンを外した際に抜けたCVTFの分を補充して圧送交換スタートです。
真ん中のビンには交換前のCVTFが、左が新しいCVTFで右が補充後の現在車両に入っているCVTFです。
1回目の圧送交換後。アイシン製のCVTFを使用。
元のCVTFの色が移って新しいCVTFと色は違うけど透明感のあるCVTFに入れ替わりました。
このままクリーニングモードへ、新しいCVTFの洗浄効果を利用して約30分間オイルラインの洗浄を実施します。
落ちた汚れはトルコン太郎がしっかりキャッチして車に戻しません!
仕上げの圧送交換後。
仕上げにはワコーズCVTFセーフティスペックを使用しました。
内部のCVTFは新しいCVTFと変わらないくらいの色と透明感になりました。
CVTFの量を調整と試運転で異常がないことを確認したらCVTF交換は終了。
追加でご依頼いただいたエアコンガスリフレッシュを施工。
冬場でもフロントガラスの曇り取りなどでエアコンは稼働します。
エアコンガスリフレッシュでガスに混じった水分の除去も出来るのでエアコンシステムの故障予防にも効果的です。
今回は規定量の半分までガスが減っていました。
規定量を充填して…
ワコーズパワーエアコンプラスも施工しました。
寒い時期でもエアコンガスリフレッシュはおすすめの作業です!
型式:MK32S
作業費用: 69,000円(オートマオイル交換分)