スバルXVのCVTF(オートマオイル)交換のご依頼。
オイルパンの洗浄とストレーナー交換も実施します。
まずはCVTFを抜きます。走行距離は113,000kmです。
XVはオイルパンのパッキンに液体ガスケットと使用しています。
古いガスケットを除去するのが結構大変な作業です。
鉄粉吸着用マグネットには鉄粉付着しています。
パーツクリーナーでキレイに洗浄しました。
ミッション側も液体ガスケットが残ってますね。
ストレーナーも汚れています。
古いガスケットを除去しパーツクリーナーで洗浄、ストレーナーは新品に交換です。
キレイになったオイルパンに液体ガスケットを塗布してミッションに取付。
ガスケット硬化まで3〜4時間ほど待って、しっかり固まったらCVTFを補充します。
オイルパンパン脱着時に抜けた分のCVTFを補充後。
この時点でモニター内のフィルターが見えるくらいの透明感が出ましたね。
このまま1回目の圧送交換を。
ほぼほぼ新しいCVTFと同じ色になりました。
新しいオイルの洗浄力を利用してクリーニングモードへ。
落ちた汚れはトルコン太郎のフィルターがしっかりキャッチします。
そして2回目の圧送交換で仕上げを。
完全に新しいCVTFに入れ替わりました。
色も透明感も新油そのものです。
使用CVTFはワコーズのCVTFセーフティスペックです。
指定の油温でオイル量を調整。
試運転をして作業完了です。
今回のXVのCVTF交換は下記の時間が必要になるため2日間お時間いただきました。
①オイルパンの液体パッキンの硬化時間
②油量調整のため圧送交換時に70℃以上の上昇した油温を35℃以下に下げる時間