AutoServuceIto 町のくるま屋のブログ

町のくるま屋が作業事例をメインに整備工場の日常を交えて発信します。

MENU

最終的に外しただけで

アイドリングストップオフのランプが点滅して消えないMH23SワゴンR

 

f:id:bubuyasan:20241126195520j:image

GSで見てもらってバッテリーを交換したのに点滅が消えない。

「原因が分からないから車屋で見てもらって…」と言われたそうで。

とりあえずスキャンツールで診断してみます。

 

f:id:bubuyasan:20241126195741j:image

バッテリー性能の低下…

新しいバッテリーが付いてるのに?

過去の故障コードが残っているだけでしょうかね。

 

f:id:bubuyasan:20241126195921j:image

故障コードを削除すると…

一瞬点滅しなくなるけどすぐに点滅再開。

再度スキャンツールでチェックすると再び「バッテリー性能低下」の故障コードを検出。

バッテリーが不良品かもしれないと当店在庫のバッテリーに付け替えてみても状況は変わらず。

 

残る作業はバッテリーのマイナス端子を外してみることくらいでしょうか…

 

という事でバッテリー端子を外して十数秒待って端子を接続しエンジンスタート。

 

f:id:bubuyasan:20241126200509j:image

消えましたね。

この点滅を止めるにはバッテリーのマイナス端子を外さないといけないようです。

バッテリー交換の際は時計やラジオの設定がクリアされてしまうのを防ぐため、バックアップ電源を供給しながら交換作業をします。

それでバッテリーを交換しても故障コードが消えない状態だったようですね。

終わってみれば簡単な方法でのリセットでした…

 

リセット後、時計とラジオのメモリーを合わせて作業終了です。