まちのくるま屋のブログ

オートサービスイトウ社長が発信するブログです。車屋の日常や作業事例をメインに趣味の釣りなどを交えて発信します。

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フィット エンジンチェックランプ点灯修理

エンジンとVSAのチェックランプが点灯して昨日の朝にレッカーで搬入されてフィット。

年末にもチェックランプが点灯して修理したばかりだったのですが…

直噴型エンジン搭載のフィットという事で嫌な予感がよぎります。

 

去年の11月にディーラーで修理してもらったヴェゼルも直噴型エンジンで、吸気系に煤(カーボン)が堆積したことが原因でチェックランプが点灯。

エンジンを下ろして部品交換という30万円位の高額修理となってしまった事例がありました。

もしかしてこのフィットも…😱

 

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とりあえず入庫直後に診断機でチェックするとP0172で空燃費が濃いと。

前回修理はP0301(だったと思う)でイグニッションコイルとスパークプラグの交換でした。

高額修理のヴェゼルはP0300で複数シリンダ失火という事でちょっと違いますね。

ホンダのメカニックに確認しても、このフィットではヴェゼルの様な事案報告は無いとのこと。

まずは吸気系の洗浄からいきましょうか。

ちなみにPGM-FIとVSAの異常も検出してましたが今回は関係ありません。

 

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まずはエアクリーナーを取り外してスロットルボディのチェックを…

手前はキレイに見えますがバルブの奥の方は真っ黒でした。

原因はこれかな?

 

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スロットルバルブクリーナーでしっかり洗浄します。

 

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クリーナーで落ちた煤を含む真っ黒い液が出てきました。

内部をしっかり洗浄してエアクリーナーを取り付け。

今まで社外品のエアクリーナーが付いていましたが純正のエアクリーナーに戻させていただきました。

エアクリーナーが原因でチェックランプが点灯した可能性もゼロでは無いので。

 

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続いて車の点滴RECS。

インテークマニホールドとインテークバルブに付着した煤を溶かして除去します。

 

さて一連の吸気系の洗浄が終わったところで診断機でチェックランプを消去します。

 

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無事消えましたね。

作業前は消去しても即点灯をしていたのでクリーニングをした事で不具合検出しなくなったのでしょう。

バイパスを負荷をかけて走行し、エンジン冷却後に1時間ほどエアコンONでアイドリング、空吹かしを数回する試運転後もチェックランプの再点灯はなし。

 

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チャックランプが点かないという事は診断機でも異常検出は無し!

 

一旦これで様子をみてもらうという事でお渡しとなりました。

RECSの効果は約200km走行(約2週間)。

汚れがひどい場合は1ヶ月間隔で数回の施工がオススメてす。

分解をしていないので内部の状態を確認していませんが来月もう一回RECS施工予定です。

それまではチェックランプが再点灯しなければバッチリですかね。

 

 

直噴型エンジンの場合はガソリンに混ぜるタイプの洗浄剤では構造上インテークバルブやインテークマニホールドの洗浄効果は全くありません。

しかも普通のエンジン(ポート型)よりも汚れやすく煤が堆積されやすくなります。

煤が堆積して高額修理になってしまう前に定期的なクリーニングの実施gオススメします。

10,000kmまたは1年毎の施工が理想ですね!