地震による液状化で砂に埋もれ重機で引き出した2台のうちの1台、ワゴンRの洗浄作業。
先週末にエンジンルームと下回りはスチーム洗浄をしておいたので、今週からは車内の洗浄を…
前席の足元は泥水が入り込んでしまっていたので、シートやカーペットを取り外して洗浄する必要があります。
シート&カーペットを外したところ。
これだけの泥水がフロアに…😥
幸いコンピュータ等の電装品は泥水に浸かっていませんでした。
まずは水も吸える車内掃除機で泥水を吸引。
でもこれだけでは砂はのこっていしまいます。
シャワーで砂を洗い流しながら掃除機で汚水を吸い込む作業。
このあと一旦水拭きをしてさらにシャワーで仕上げの水洗い。
ようやくキレイになりました。
外したフロアカーペットはスチーム洗浄機で洗浄&乾燥中です。
時期的に完全乾燥まで三日ほどかかりました…
ドアの内部にも砂が入り込んでいたので水を流して洗浄&乾燥、錆止めスプレーで仕上げを。
キレイになったカーペットを敷いてシートを復元して車内の洗浄は終了。
でもしなくてはいけない作業がまだあります。
足回りをスチーム洗浄したとはいえ、ブレーキ内部にも相当な砂が入り込んでいるはず。
ブレーキを分解整備すると1年点検相当の作業も実施します。
フロントブレーキ裏にはタイヤは付いたままの洗浄では取り切れなかった砂が…
リヤブレーキにも内部にたくさんの砂が残っていました。
ドラムブレーキは分解しないと入り込んだ砂を取り除く事は難しいですね。
しっかり砂を除去して組み戻しました。
最後にリフトアップで確認出来た洗浄し切れてなかった部分をスチームで洗浄。
全ての洗浄作業が終わった後に念のため…
コンピューター診断。
異常信号がない事を確認して全ての作業が終わりました。
電装品が水に浸からなかったのは幸いでしたが、配線や金属部品などは水に触れてしまったので一応サビ対策はしました。
が、車内が泥水に浸かったという事なので今後錆などによる電気系のトラブルが出てしまう可能性は0ではありません。
その辺をご理解いただいての作業でした。
コンピューターが水に浸からなかったので大丈夫だとは思うのですが…