85,000km走行のGS350のオートマオイル交換のご依頼。
オイルパンの脱着洗浄とフィルター交換も実施します。
外したオイルパンと内部の部品(バルブボディ)
思ったよりはキレイでしたが、それでも鉄粉吸着用マグネットは真っ黒でしたね。
パーツクリーナーでキレイに洗浄して新しいフィルター(黒い部品)に付け替えて洗浄終了。
このあとトルコン太郎を繋いでミッション内部に残るオートマオイルもまとめて入れ替えます。
がっ!!! ここでハプニング😱
オイルウォーマーと付けかえるアタッチメントが合いません!
アタッチメントが無いとトルコン太郎を繋げません!
このレクサスは8速タイプで当店ではアタッチメントを用意していなかったタイプでした。
確認不足でしたね。
お客様に事情を説明して今日はここまで、後日再度オイルの入れ替えをする事に…
ここでは抜けた分のオイルを補充して循環後にも一度オイルを抜いて補充しました。
そして1週間後。再度ご入庫いただきました。
お手数をおかけしてすいません。
届いたアタッチメントを取り付けて圧送交換開始します。
1週間前に半分以上のオイルが入れ替わっているだけあって既にそれなりにキレイです。
が、新しいオイルと比べるとまだまだですね。
内部のオイルを抜きながら新しいオイルを送り込む。
人工透析って感じですね。
ほぼ新しいオイルと入れ替わりました。
ここで約30分ほどオイルを循環させてミッション内部の洗浄。
落ちた汚れはトルコン太郎のフィルターでキャッチします。
そして仕上げの総入れ替え。
ワコーズの最高峰オイル「プレミアムスペック」を送り込みます。
滑らかな変速フィーリングと高い動力伝達能力で走りが見違えます!
抜いているオイルの色もキレイですね。
プレミアムスペックのいろは飴色ですが内部洗浄用に使ったアイシン製オイルは赤。
色移りをして飴色にはなりませんが透明感はバッチリでしっかり入れ替わっています。
もう1回入れ替えればだいぶ飴色に近づきますが、性能的にはほぼ変わることは無いのでこれにて入れ替え完了です。
指定範囲のオイル温度で量を調整して試運転をしたら作業完了です。
発進時から走りの違いが分かります。
納車後にお客様からの違いを体感出来たとお喜びのメッセージをいただきました。