他店でATF(オートマオイル)交換後に自分で添加剤を入れたたら走行時にオートマから異音がする様になり、トルコン太郎の圧送交換で異音が解消されるか試してみたいとの事。
走行距離はまだ2万km以下です。
まずは交換前に試運転を…
特に異音は確認されません。
エンジンが温まると異音は出なくなるようで、最近はしっかり暖気をしてから動き出す事であまり異音は発生していないと。
ということでトルコン太郎を接続して全量圧送交換を実施するのですがその前に現在のATFの状態を確認。
ん?ATFの量が少ないようですが…
これが異音の原因かそれとも添加剤が原因か。
いずれにせよ添加剤入りのATFを全量ワコーズATFセーフティスペックに入れ替えます!
最初はこんな感じ。
左が新しいATFで右がオートマ内部のATF。
真っ黒になっているのは汚れではなく添加剤の色です。
距離的に1回の圧送交換でキレイな赤いATFに入れ替わると思ったら添加剤の影響が協力でまだ濁りが…
一度キレイなATFに入れ替えたいとのことなのでもう一回圧送交換を。
新しいATFに比べるとまだ若干濁りがありますがキレイな赤いATFに入れ替わりました。
ATFをしっかり適量に調整、試運転後に再度ATF量を確認して作業完了となりました。
メールで「異音はかなり軽減してる」とのお返事をいただきました。
異音発生はATFの量不足のせいかか添加剤注入のせいかは断定出来ないけど、このまま良い状態が続くことを願っています。
多分量不足じゃ無いかと思うのですけどね…
ATF量の調整は車種によって違うので作業時はメーカー指定の調整方法をしっかり確認しないと過不足が生じてしまいます。
温度で量が変わる性質のATF、抜いた分だけ補充しただけではNGですよ!