アイドリング時のエンジンバタつきと走行中の加速不良は発生する日産AD。
エンジンチェックランプの点灯はありませんがスキャンツールでの診断結果は#3失火の判定。
という事で#3のイグニッションコイルとスパークプラグを点検します。
ただこの車はスパークプラグにアクセスするためにはインテークマニホールド(吸気装置)を取り外さなくてはいけません。
インテークマニホールドを外してイグニッションコイルが見えて来ました。
そして#3コイルの確認を…
白っぽい漏電の跡が見られます。
イグニッションコイルの不具合でスパークプラグに電気が安定して送られないのが不具合の原因でした。
不具合は#3だけでしたが走行距離も15万kmオーバ、スパークプラグの交換歴も無いので4本全て取り替えとなりました。
他のイグニッションコイルに不具合が出るたびにインテークマニホールドを取り外さなくてはいけないので予防整備です。
スパークプラグとイグニッションコイルを付け替えたらインテークマニホールドを復元。
パッキンの交換もしっかりと…
そしてインテークマニホールドを外した際に見えるスロットルバルブ。
こちらも真っ黒に汚れてますね。
せっかくなのでこちらもスロットルバルブクリーナーキレイに洗浄。
スキャンツールでリセットしたら作業完了です。
エンジンの回転も始動もスムーズに改善しました。