車検の時にヘッドライトの明るさと光軸の向きの検査があります。
今年の1月からロービーム(下向き)での検査となります。
それまでもロービームでの検査だったんだけど、ロービームの数値が基準値に入らない場合ハイビームでの検査結果がOKなら合格でした。
ただ指定工場は先月末まではハイビームでもOKだったんですよね。
当店は国の検査場に持ち込みなのでロービーム検査でした。
ちなみに新潟県を含む北陸3県は1月からロービーム検査になったけど、他の県は8月からロービーム検査開始だったみたいで…
なんか不公平感もあるよね…😩
ということで車検で入庫のスイフト。
整備を終えヘッドライトの調整を…
ライトのレンズに黄ばみやくもりがあっても車検は不合格になります。
黄ばみやくもりは整備の時にピカピカに磨き上げますが、中にはレンズ自体が劣化して磨きではどうにもならないことも…
そうなるとヘッドライト本体の交換になってしまいます。
レンズをピカピカにして測定開始。
ダメです…光度が足りません。
ライト本体が悪いのかバルブが悪いのか。
普通のバルブより明るいハイルクスのバルブに取り替えて再測定。
このテスターの数値で光度65以上が合格の数値ですが、この数値で検査場に行くと間違いなく不合格になります。
当店のライトテスターで光度90くらいでなんとか合格するかどうか。
今年入れたばかりのテスターなのに検査場のテスターと数値が違うんでしょうかね?
それとも検査場のテスターの設定が厳しくなってるんでしょうか。
いずれにしてもこれでは合格は難しい。
ということで…
ちょっと高いけどLEDバルブに替えてみます。
これでダメならヘッドライト本体の交換しかありません。
一気に光度が上がりました!
ここまで上がればバッチリです。
LEDに替えた場合、ライトとの相性で光軸が散ってしまってNGになってしまうこともありますが今回は大丈夫。
無事車検に合格出来ました!