今週もよろしくお願いします!
7月中旬にお問い合わせいただいてたんですが、現場作業が詰まっていて先週末の作業となりました。
一人でコツコツ作業しているので…お待たせしてすいません🙇♂️
ちなみに今月のトルコン太郎予約はすでに難しい状況になってます。
来週はまるまる1週間お盆休みをいただくので。
提携先の鈑金屋さんも混み合っているようで、キズ・ヘコミの修理受け入れは8月後半になりそうです。😅
さて先週末にATF交換を施工したGGH35ヴェルファイア、走行距離は4万km弱でした。
中古車で購入して今後も永く乗りたいとの事でのトルコン太郎でATFの圧送交換依頼でした。
前オーナーがどういう乗り方をしていたのかも不明だし、せっかくだから内部もキレイにしたいとのことで内部洗浄とフィルター交換も実施します。
まずはATFを抜いてオイルパンの取り外し。
マグネットには汚れがこんもり付着しています。
拭き上げたウエスは真っ黒に…
走行距離は4万km弱ですが結構汚れていますね。
キレイに洗浄しました。
続いてAT本体側の洗浄
フィルターを取り外してパーツクリーナーで汚れを除去。
新しいフィルターを取り付けたらオイルパンを取り付け。
トルコン太郎を繋いで抜けた分のATFを補充します。
約4LのATFを補充、全容量は7L弱なので半分は抜けたようです。
左は新しいATF、アイシン製のAFW+です。
右は現在の内部ATF。
真ん中は最初に抜いたATFです。
抜いたATFに比べると多少はキレイになったようですが…
ここからトルコン太郎でも圧送交換工程。
7LのATFを全量交換した状態。
だいぶキレイになりましたが新しいATFに比べると黒っぽさが残ってます。
この状態でクリーニングモードへ。
新しいATFの洗浄力でオートマ内部をクリーニング。
クリーニングモードの後は仕上げの圧送交換の工程。
ワコーズ製ATFセーフティスペックに入れ替えます。
新しいATFとオートマ内部のATFがほぼ同じ色になりました。
これでATF交換作業は終了ですが、最後にオートマ内部のATF量の調整を。
ATF温度が40〜45℃の範囲内での調整が指定されています。
圧送交換後のATF温度は81.9℃。
トルコン太郎の圧送交換はエンジンをかけたまま実施するのでATF温度も上昇してしまいます。
ATF量を調整するには40℃以下まで温度が下がるのを待つ必要があります。
ただ夏場はなかなか下がらないんですよね。
そんな時は…
スポットクーラーを使って強制冷却!
適温までATF温度が下がったので調整を。
オーバーフロープラグを外して溢れてくるATFを排出。
ATFが溢れ出てこなくなったら適量、コックを閉めて調整終了です。
走行距離の割にはATFの汚れが見られましたね。
中古車を購入したらトルコン太郎‼️
オススメです。