トラックなどのディーゼル車に搭載されているDPFという装置。
ディーゼル微粒子捕集フィルターという排ガス浄化装置の事です。
排ガス中の有害物質をフィルターでキャッチして燃焼除去して有害物質が待機中に排出されない様にする重要な働きをしてます。
そんなDPF、フィルターに汚れが溜まって来ると教えてくれる仕組みになってます。
メーター内の排気ガス形をしたオレンジの警告灯。
これが点灯したら早めにDPFの再生作業が必要です。
点灯したまま走行し続けるとDPFが故障し、エンジン出力が低下したり燃費が悪化したりなどの症状が起こってしまいます。
今日、車検で入庫のアトラスもメーター内のDPFランプが点灯していました。
という事で車検整備に入る前にDPFの再生作業を。
といってもボタンを押すだけです。
再生スイッチもオレンジのランプの点滅でDPF再生作業をする様にとお知らせしてくれてます。
ボタンを押すと2〜30分ほどエンジンが高回転状態になります。
エンジン周りは高温になるので枯れ草の上など、周囲に燃えやすいものが無い事を確認してボタンを押して下さい。
作業が終わると…
メーター内、スイッチ部それぞれのインジケーターランプが消灯しアイドリングも通常に戻ります。
DPF再生作業が終了し車検整備に取り掛かりました。
ちなみにDPFスイッチの点滅が点灯に変わるとスイッチオンでは手動での再生作業が出来なくなります。
その場合はテスターを用いての強制再生作業となってしまうので、DPFのお知らせランプを確認したら早めに手動作業を実施して下さい。