GGH20アルファードのATF(オートマオイル)交換のご依頼。
13万kmほどの走行です。
オイルパンの洗浄とストレーナーの交換も実施します。
まずはATFを抜いてオイルパンを取り外し。
鉄粉吸着用マグネットにはそれなりに鉄粉が付着しています。
ATFの汚れ具合の割にはオイルパンの底に汚れは溜まっていませんでした。
ストレーナーを取り外してパーツクリーナーでバルブボディを洗浄。
新しいストレーナーを取り付け、キレイになったオイルパンを取り付けます。
トルコン太郎を接続したら圧送交換の準備完了。
オイルパン取り外し時に抜けたATF約4Lを補充したら圧送交換スタートです。
全量で6.5L、オイルパンを外しても全量を抜く事はできないんですよね。
ATFを4L補充後の状態。
まだまだ真っ黒な状態ですね。
ここから一気に6.5L圧送交換します。
1回目の圧送交換後。ATFはアイシン製のAFWです。
だいぶキレイになりましたが若干濁りが残ってますね。
という事で…
仕上げ前に少量だけ追い交換。
2.5Lほど入れ替えました。
だいぶ透明感のある赤いATFになりましたね。
これで仕上げの圧送交換に移れます。
仕上げのATFはワコーズ製最高峰プレミアムスペックを使いました。
元が透明なATFなので元の赤いATFの色が移ってしまいましたが性能には全く問題ありません。
キレイな透明感のあるATFに入れ替わりました。
メーカー指定の油温の範囲内でATF量の調整。
試運転後にエラーチェックをしたらATF交換作業は終了です。
そしてエラーチェックの結果は…
多くのエラーが…
いずれも過去の故障なので異常はありませんが気持ち良くないので
全エラーコードは消去しました。
そして最後の作業は
車の点滴、ワコーズのRECS。
吸気系の洗浄システムです。
燃費の向上やエンジンの指始動性向上などの効果があります。
ATF交換とRECS、中古車を購入したらまずコチラの作業をおすすめします。
